CTスキャナー・3Dスキャナーのご紹介
「株式会社クリモト」では新技術・新設備に関する情報感度を高く持ち、積極的に最新の工法・設備を採用しています。こちらでは、新技術を採用したCTスキャナー・3Dスキャナーについてご紹介します。
CTスキャナー(Nikon)
内部・外部寸法を非破壊で効率よく計測できる CTスキャナーです。テーブルに置くだけで高精度なX線の透過画像を得ることができます。3Dデータと測定対象物との誤差表示(カラーマッピング)や、樹脂・金属の鋳巣確認、CADデータへ置き換えること(リバースエンジニアリング)も実現できます。
従来の小型機(MCT225)に加え、大型機(XT H450)も導入し、より大きな製品を高精度で計測できる体制が整いました。
CTスキャナーハードウェア
メーカー | 設備名 | 型式 | 測定可能サイズ(mm) | 台数 |
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Nikon | 計測用X線CTシステム | MCT225 | 一括スキャンサイズ:φ240×H210 最大製品サイズ:φ240×H350(分割) |
1 |
Nikon | 計測用X線CTシステム | XTH450 | 一括スキャンサイズ:φ300×H300 最大製品サイズ:φ300×H600(分割) |
1 |
3Dスキャナー(ATOSⅡ)
非接触式の3次元スキャナーです。2つのカメラでスピーディーかつ高精度に撮影し、3次元データを取得します。複雑な形状を超高精度かつ短時間で測定することが可能。検査からリバースエンジニアリングに至る、製品開発のあらゆる過程で使用することができます。本機器は移動が可能なため、金型などの測定は現場での直接測定にも対応可能。可動性に優れた3Dスキャナーです。
3Dスキャナーハードウェア
メーカー | 型式 |
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GOM | ATOSⅡ Triple Scan |
評価事業 (複合試験)
「株式会社クリモト」では新しい事業として、評価事業に取り組んでまいります。
製品の使用環境の多様化及び使用期間の長期化により、製品に求められる性能・品質確認は必須要件となっております。
弊社では複合環境試験機を3台保有(内大型機1台)し、お客様から頂く様々な評価の引き合いに対してスピーディーに対応できる体制を整えました。
複合試験機
複合環境試験機では、温湿度と振動を複合したストレスを与えることで、製品の長期耐久性を確認することができます。
この試験機では実際の取り付け状態を模擬した状態にて、垂直、水平の振動試験を実施する事により、実環境に近い信頼性評価をすることが可能です。
また、得られた評価データは製品開発やモノづくりへのフィードバックも容易に行う事ができ、開発期間の短縮にも繋げる事が可能となります。
ハードウェアー
メーカー | 設備名 | 型式 | 測定可能サイズ(mm) | 台数 |
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EMIC | 振動試験機 | FH-40K/60型 | 加振力:4.0t(実機取り付け状態維持での垂直、水平加振) テーブルサイズ:800mm×800mm |
2 |
大型振動試験機 | FH-60K/100 | 加振力:6.0t(垂直/水平加振) テーブルサイズ:1,200mm×1,200mm | 1 | |
恒温槽 | VC-102DAMYS(53S) P3X-H/V |
温度:-70℃~180℃ 湿度:30%~98% チャンバー内サイズ: 1000mm×1000mm×1000mm |
2 | |
恒温槽 | VC-152DWMYS(32S)P3X-H/V | 加振力:6.0t 温度:-40℃~150℃ 湿度:30%~98% チャンバー内サイズ:1500mm×1500mm×1000mm | 1 |
クリモトの技術紹介